昨年の秋に【肌断食】を始めてから、約3ヵ月。
「毛穴」が目立たなくなるなど、良い変化もあったのですが…

せっかく続けていたのに なぜやめてしまったのか、理由などをまとめてみます。
【肌断食】を断念した理由
これまでのスキンケアは、「純石鹸」で洗顔して →「ワセリン」「ひまし油」で保湿するというもの。
石鹸で落ちるタイプの「日焼け止め」か「ミネラルファンデ」を使うので、クレンジングは使用せず。
一切スキンケアをしないガチガチの【肌断食】ではなく ゆる~く続けていたのですが、いくつかの理由で挫折することになったのです。
理由 その1)お化粧ノリが最悪
【肌断食】のいちばんの試練は、なんといっても ”乾燥“ です。
家ですっぴんで過ごす時は そんなに気にならないのですが、たまにお化粧すると イヤというほど実感します。

特に「お粉」や「ファンデーション」を塗って時間が経ったあとの肌は、最悪。
ところどころ「ファンデ」が粉浮きしていて、鏡を見るたびにガッカリします。
乾燥肌の土台の上に「ファンデ」を塗ると、なぜか余計に肌が汚く見えるのですよね。。
きれいに見せるためにお化粧してるのに、肌がこんなだと 気分もガタ落ちです。

理由 その2)毛穴詰まりによる ”吹き出物“
【肌断食】を始めて 毛穴は目立たなくなったのですが、逆に気になるようになったのが ”吹き出物“。
こすらないスキンケアを続けたことで、『不要な角質がたまり → 毛穴が詰まり →吹き出物ができる』という負のスパイラルに陥りました。
健康な肌ならば 自然とはがれ落ちるであろう ”古い角質“。
わたしのように代謝が落ちている肌だと、ザラザラになるまで溜まり 毛穴が詰まってしまうのです 。
特に「あご」や「おでこ」といった場所は、常に ”吹き出物“ ができている状態になってしまいました。
それも痛みをともなう 大きめのブツブツで、なかなか治らない!
きちんと汚れが落ちきれていないのかな?と、「肌断食」に不安を感じるようになりました。

「純石鹸」から「アフリカンブラックソープ」に変えてみて
「純石鹸」での洗顔をやめたわけ
余計な添加物を含まないので、肌にやさしいといわれている「純石鹸」。
「シャボン玉浴用せっけん」をはじめ「カウブランド無添加せっけん」「白雪の詩」など、いろいろ試してきました。
でも… 合う人には合うようなのですが、3ヵ月使ってみても わたしの肌には合わないようなのです。
気になったのは、やはり肌の乾燥。
使い続けるうちに ツッパリ感は少しマシになってきたのですが、粉をふいてバサバサの状態が続きました。
肌に厚みがでてきたようで キメが少し復活したように感じたけれど、触ると固くてゴワゴワ。

あと、”洗浄力“ にも疑問を持つように。
一般的に「純石鹸」は洗浄力が高いので メイクも落ちるといわれています。
実際に使ってみて、メイク(ミネラルファンデなど)は落ちているように感じていました。
でも皮脂が多い「小鼻の横」や「あご」は、ザラザラした角質がずっと残っている状態です。

「アフリカンブラックソープ」を購入
もう「純石鹸」にとらわれず、自分が試したいと思った洗顔料を使おう!と決心。
なるべく ”自然由来のもの“ で なおかつ ”固形タイプ“ という条件で探してみることにしました。
そして、愛用している iHerbで気になった「アフリカンブラックソープ」を購入。
「NUBIAN HERITAGE(ヌビアン ヘリテージ)」という、NYのオーガニックコスメブランドのものです。
ブラックソープというだけあって、ほんとうに真っ黒。
100%植物由来成分のようですが、香料が入っているのか甘めの香りがします。
「アフリカンブラックソープ」の特徴
- ヤシ灰、バナナの皮、タマリンドエキス、オート麦、アロエなどを配合
- パパイヤ酵素が、毛穴の奥の汚れをオフ
- シアバターが、肌をしっとり保湿
さっそく「アフリカンブラックソープ」で洗顔してみて
お風呂場に置いておくので、3等分してから使いはじめました。
泡立ち自体はそんなに良くないけれど、キメの細かい繊細な泡が作れます。
わりと固めの石けんなので、あまり溶けることもなく 持ちが良さそう。
洗顔しはじめた瞬間から感じたのは、『なにこれ、めっちゃいい!』ということ。
特にこすっていないのに、不思議と肌がつるつるになります(たぶん「パパイン酵素」のおかげ)。
洗顔したにもかかわらず 肌がしっとりもちもちするのも、はじめての感触でした。
「純石鹸」の使用感に慣れていたのもあると思うけれど、この使用感には感動。

メイクした日は、「ひまし油」+「米油」の手作りクレンジングオイル
「アフリカンブラックソープ」だけでも軽いメイクは落ちるようなのですが、「純石鹸」ほどの洗浄力はないので クレンジング剤も使うことに。
せっかくならば 保湿として使っている「ひまし油」を使って、クレンジングオイルを作ることにしました。
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【肌断食②】ワセリン&ひまし油の保湿ケアに変えてみる
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「ポリソルベート80」と「米油」を加えて、洗い流しやすく
「ひまし油」を使った人ならわかると思いますが、蜂蜜のように粘度があって かなりドロドロ。
そのままだと使いにくいので、”乳化剤“ として「ポリソルベート80」を加えることにしました。
いわゆる ”界面活性剤“ ではあるのですが、「食品添加物」にも加えられているものなので わりと安全性は高め。
「ポリソルベート80」を少し加えることで 植物オイルがグンと使いやすくなるのならばと、購入してみました。

加えて、「米油(ライスブランオイル)」も購入しました。
肌なじみの良いオイルのようなので、「ひまし油」と割ってみたいと思います。

混ぜる割合は、「ひまし油」2:「米油」2:「ポリソルベート80」1
「ポリソルベート80」は、オイル4~5に対して1の分量が適しているとのこと。
熱を加えなくても混ぜるだけで乳化するので、直接ボトルの中に流し入れました。
今回試した分量は、「ひまし油」2:「米油」2:「ポリソルベート80」1。
はじめは「ひまし油」が下に溜まりましたが、ボトルを振って混ぜれば いい感じに。
使ってみた感想は、市販のクレンジングオイルよりは粘度が高いけれど ぬるま湯でキレイに洗い落とせます。
メイクもちゃんと落ちているし、何よりも肌がしっとり。

まとめ
「純石鹸」をやめて「アフリカンブラックソープ」+「手作りクレンジングオイル」の洗顔に変えてから、肌の調子はすこぶる良くなりました。
おそらく乾燥性敏感肌の自分には、ストイックな【肌断食】は合っていなかったようです。
とはいえ 市販の化粧品だと、ヒリヒリしたり刺激を感じることが多いのも事実。
これからは自然由来の成分のものを使った、なるべく ”シンプルなスキンケア“ を取り入れていきたいと思います。
